在宅避難を選ぶためには、自宅で数日間生活できる備えが欠かせません。

「何を用意すればいいの?」
「どのくらい必要?」

そんな疑問にすぐ答えられるよう、まずはチェックリスト一覧から確認できる形にまとめました。

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商品・サービスは実際に調べた情報や体験をもとに紹介しています。


✅ 在宅避難チェックリスト一覧(まずここを確認)

項目必要なもの目安量・ポイント
飲料水1人1日3L × 最低3日分
食料レトルト・缶詰・常温保存食品火を使わず食べられるもの
トイレ簡易トイレ・凝固剤・袋1人1日5回分 × 3日分以上
停電対策懐中電灯・モバイルバッテリー電池・充電確認
情報収集ラジオ・スマホ・充電手段停電時も使える方法
衛生用品ウェットティッシュ・マスク・消毒水が使えない前提
生活用品カセットコンロ・ガスボンベ温かい食事・湯を確保
安全対策家具固定・ハザードマップ確認事前の備えが重要

まずは、この表を見て家にあるもの・ないものを確認してみてください。


在宅避難は何日分の備えが必要?

在宅避難では、最低3日分、できれば7日分の備えが推奨されています。

これは、災害発生直後は救助や支援がすぐに届かない可能性があるためです。
まずは「3日間、自宅で生活できるか?」を基準にチェックしてみましょう。


なぜこの備えが必要なのか?

在宅避難では、電気・水道・ガス・トイレといったライフラインが止まる可能性があります。
避難所とは違い、すべて自分でまかなう必要があるのが在宅避難の特徴です。

そのため、「食べられる」「排泄できる」「情報が取れる」「安全に過ごせる」ことが最低条件になります。


【最重要】水・食料の備え

飲料水は 1人1日3Lが目安
最低でも3日分、できれば7日分あると安心です。

飲料水は重くてかさばるため、日常の買い物で少しずつ備蓄しておくのがおすすめです。

食料

  • おかゆ、パックごはん、α化米、無洗米
  • レトルトのカレー・牛丼・親子丼などのどんぶり系
  • 缶詰(ツナ・サバ・いわし・焼き鳥・コーン・フルーツ)
  • 乾麺(パスタ・そば・うどん・そうめん)※後日調理できる場合に
  • グラノーラ・シリアル
  • 豆乳・常温保存できる牛乳
  • プロテイン・栄養補助食品(カロリーメイト・inゼリーなど)
  • ナッツ・ドライフルーツ
  • チョコレート・ビスケット・ようかんなどの甘いもの(ストレス対策)
  • 根菜類(じゃがいも・玉ねぎ・にんじん)※停電でも日持ち
  • 果物(りんご・みかんなど常温保存できるもの)

ポイント:最初の1〜2日は「火・水を使わずそのまま食べられるもの」を中心に。
復旧してきたら、乾麺や根菜などで温かい食事に切り替えられると安心です。


見落としがちだけど超重要:トイレ対策

断水すると、トイレは流せません。
簡易トイレや凝固剤がないと、在宅避難は非常に困難になります。

目安は
1人1日5回 × 35回分(7日分)

実際に災害を経験した方の多くが「いちばん困ったのはトイレ」と話しています。
備えがない場合は、早めに準備しておくと安心です。

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停電対策(暗さと電源の確保)

停電すると、まず困るのが「暗さ」と「電源」です。

  • 懐中電灯・ランタン
  • モバイルバッテリー
  • 電池のストック

夜の暗さは想像以上に不安を感じます。
部屋全体を照らせるランタンタイプが1つあると、安心感が大きく変わります。

また、スマホは情報収集・連絡手段の要になります。
モバイルバッテリーは満充電の状態で複数個用意しておくと安心です。

乾電池式のライトも、電池を入れてすぐ使える状態にして保管しておきましょう。

「見えること」「スマホが使えること」
この2つが確保できるだけで、不安は大きく減らせます。


情報収集の手段

停電時でも使える情報源を準備しておきましょう。

  • ラジオ(電池式・手回し式)
  • モバイルバッテリー
  • 車での充電(シガーソケット)

情報が入らないことが、いちばんの不安につながります。

スマートフォンは便利ですが、充電が切れると使えなくなります。
モバイルバッテリーは1人あたり1〜2台あると安心です。

ラジオは、電池式や手回し式のものがあると、停電が長引いても情報を得られます。
特に災害時は、自治体や気象情報がラジオで優先的に流れることもあります。

また、車のシガーソケットからスマートフォンの充電が可能です。
ガソリンがある限り電源として使えるため、非常時の大きな助けになります。


衛生用品

水が使えない前提で考えます。

  • ウェットティッシュ(体・手・食器拭き兼用)
  • アルコール消毒
  • マスク
  • ティッシュ・キッチンペーパー

断水すると、手洗い・食器洗い・入浴ができません。
この状態が続くと、感染症や体調不良のリスクが一気に高まります。

ウェットティッシュは、手や体を拭くだけでなく、食器やテーブルを拭く用途にも使えます。
ノンアルコールタイプとアルコールタイプの両方があると安心です。

ティッシュやキッチンペーパーは、洗えない食器の代わりに敷いたり、汚れを拭き取ったりと用途が広く、想像以上に消費します。

また、マスクはホコリ対策だけでなく、体調管理や衛生対策としても役立ちます。

「洗えない環境で、どう清潔を保つか」を意識して準備しておきましょう。


生活用品(調理・保温・明かり)

在宅避難では、電気やガスが止まることを前提に考えます。

  • カセットコンロ・ガスボンベ
  • ラップ(お皿の代わりに使える)
  • 紙皿・紙コップ
  • アルミホイル
  • 毛布・防寒具
  • ろうそく・ライター

温かい食事がとれることは、体力だけでなく精神的な安心にもつながります。
また、洗い物を減らせる工夫があると、断水時でも衛生を保ちやすくなります。

カセットコンロとガスボンベは、在宅避難時に「温かいものが食べられる」大切な備えです。
まだ準備がない場合は、早めに用意しておくと安心です。


家の安全対策も忘れずに

在宅避難ができるかどうかは、家の安全性で決まります。

  • 家具の固定
  • ハザードマップの確認
  • 落下物の対策

地震が起きたとき、ケガの多くは「家具の転倒」「物の落下」が原因です。
背の高い棚や冷蔵庫、テレビ台などは、L字金具や耐震グッズで固定しておきましょう。

寝室やよく過ごす場所の上に、重い物や割れ物を置かないことも重要です。
特にベッドや布団の周りは、落下物がない状態にしておきます。

また、ハザードマップを確認し、

  • 自宅が浸水エリアか
  • 土砂災害の危険はないか
  • 近くの避難所はどこか

を把握しておくことで、在宅避難が可能かどうかの判断ができます。

「家が安全であること」
これが、在宅避難の大前提になります。


まとめ

在宅避難は、備えがあってこそ選べる避難方法です。

まずはチェックリストで現状を確認し、足りないものを日常の買い物の中で少しずつ揃えていきましょう。
在宅避難という選択肢を持てること自体が、大きな防災対策になります。

在宅避難の意味や、避難所との違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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